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ジェットマン




実家の物置部屋から懐かしいファミコンのカセットを発見。その名もジェットマン。

小さい頃は熱心にファミコンに打ち込み、大変これにお世話になりました。

今のPSなんかはスイッチですぐスタートできるのですが、ファミコンはまずスタートからが戦いです。

最初の動きとして、まずカセットの上をトントンと叩き、下の端子にふーっと息を吹きかけゆっくりとカセットをセット。そしてスイッチをカチッと入れる。それでもつかない場合にはもう一度最初から手順を繰り返すというめんどくさい作業を必死で行っていました。小学校でカセットに息を吹きかけてからあ~~~と声をかけるとつきやすくなるなどいろいろな噂を仕入れてきては試したもんです。


このジエットマンというのは昔のなんとか戦隊みたいなシリーズのやつで、よくテレビで見ていたのですが時代もあってかなり濃い戦隊ものだった記憶があります。

懐かしくなって調べてみるとかなり子供向けではない内容。

戦隊は赤(真面目なリーダー)黒(少しチャラい感じ)白(ヒロイン的なやつ)黄色(ちょっと小太りな青年)青(女子だったけどあんまり覚えていない)の5人で構成されていました。

そのメンバーで黒と白が付き合ったり、別れたり、実は黄色もこっそり白が好きだったり、赤はなんか敵が彼女だったり、その赤の彼女を好きな怪人がいてめっちゃ赤を殺そうとしたりとかなりカオスな状態。

最終回では赤と白が結婚することになり、黒が結婚式会場に向かう途中出会ったひったくりを捕まえようとするも逆に刺されてしまい、結婚式場のベンチで絶命するというトレンディドラマのような仕上がり。

いやいや火を噴いたりビーム出したり巨大化する怪人と死闘を繰り返しておきながら、最期がベーシックなひったくりにやられるって・・・

バブル時代の戦隊ものはすごいなぁとしみじみと感じました。

ファミコンの方は一切トレンディ要素もなく子供向けでとても楽しかったです。



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